本記事中にあるデータは、ブログ主が広島市ウェブサイトにて公表されているデータを抽出、あるいは抽出後に独自に変換したものです。データの正確性については一切責任を負えませんので予めご了承ください(もし誤りがございましたらご指摘ください)。
広島市の年齢別の人口
広島市の日本人の人口は団塊ジュニア世代が最も多い
年齢別の広島市の日本人人口をみていきましょう。
まずは2019年1月末時点の広島市の日本人人口は1,176,673人です。
その中で最も人口が多い年齢層は45~49歳です。以下1位~3位の年齢層と人口です。
1位.45~49歳:97,869人
2位.40~44歳:90,147人
3位.50~54歳:78,700人
いわゆる団塊ジュニア世代が多いようですね。ちなみに団塊ジュニアとは一般的には1971年~1974年に生まれた方々を指すようです。2019年3月現在彼らは40代後半です。まさに広島市の1位の年齢層45~49歳と重なりますね。
その他団塊ジュニア世代以外で多い年齢層を挙げると65~69歳、70~74歳が多いですね。こちらは団塊世代の方ですね。
外国人の人口は若者層が最も多い
年齢別の広島市の外国人の人口を見ていきましょう。
まず2019年1月末時点の広島市の外国人人口は19,426人です。
その中で最も人口が多い年齢層は20~24歳です。以下1位~3位の年齢層と人口です。
1位.20~24歳:2,803人
2位.25~29歳:2,699人
3位.30~34歳:2,088人
日本人とは異なり、外国人は若者層が最も多いですね。20~24歳をピークにそれ以降の年齢層は、徐々に人口が少なくなっている傾向があります。
若者が多いというのは、おそらく留学生や技能実習生などで広島市に住み始めた方々が多いんでしょうかね。
広島県の有効求人倍率の高さ(ここ最近全国2,3位が多い)は2.0倍を超えるなど人材不足が深刻な中で外国人の労働力に頼るケースも多いようですね。そのような環境下で広島県における技能実習生の受入数は全国2位だと聞いたことがあります。
今回の人口データは広島県ではなく広島市のものです。広島県の技能実習生の受入数を考えると、広島市にも多くの実習生が住んでいることが予想できます。そのため広島市にも比較的若者層の外国人人口が多いんでしょうか。
日本人と外国人の人口を重ねると…
最後に、さきほどの2つのグラフを重ねてみました。青い線が日本人、オレンジの線が外国人です。もちろん軸のスケールは異なるので、単純に表の中の線の高低で人口数を比較しても意味がありません。
この表から言えるのは、日本人と外国人で年齢別に分けると人口分布が全く異なるということです。
日本人と外国人で人口分布が異なるのは非常に興味深いですね。
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